漂流詩人の唄2023.12.24

 

 

築 秋雄詩集『漂流詩人の唄(ひょうりゅうしじんのうた)』

 

 

 

 

四六判ペーパーバックスタイル帯あり 328頁
本詩集は、シンガーソングライターとして出発したロック詩人築秋雄(ちく・あきお)さんの始めての詩集であり、その長いシンガーソング活動の集大成としての詩集である。築秋雄さんは、1966年12月20日生まれ。奄美大島出身。中学の時にビートルズに影響を受け作曲を始める。18歳で上京。その後約10年間引き籠もる。28の頃、アコースティックギターを手に路上に出て歌い始める。2000年に東京吉祥寺のライブハウス曼荼羅(まんだら)らのオーディションに受かり定期的にオリジナルライブを開始、現在に至る。

 

 

 

 

帯には「故郷、奄美群島日本復帰70周年を記念して 支えてくれた全ての人達に感謝を込めて――。シンガーソングライターとして発表したオリジナルアルバム、ミニアルバムの自作詞、その他CD未収録の朗読詩などを含めた全82篇の集大成」とある。

 

 

 

 

 

帯のこの色は、築秋雄さんの特別なこだわりがあった。
深い紺の色である。
これは奄美大島の藍染めの色であり、かすかなグラデーションになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2023/12/15より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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