西田雅子川柳句集『そらいろの空(そらいろのそら)』

四六判ソフトカバー装帯あり 140頁 1句から3句組。
本書は、俳句集ではなく、川柳句集である。
著者の西田雅子(にしだ・まさこ)さんは、東京うまれで、京都、神戸で暮らされこの度東京にもどられたようである。2003年に新聞の川柳欄に投句をはじめられ、坂根寛哉に師事。「川柳黎明舎」「現代川柳琳琅」を経て、現在は、川柳を中心にことばの魅力をwebで楽しむ会「ゆに」の副代表をつとめる。本句集は、第1句集『ペルソナの塔』につぐ第2句集。
装釘は君嶋真理子さん。
著者の西田雅子さんの明確なご希望に十全に応えてもらった装釘になったのではないだろうか。

ややあたたかなブルーがテーマカラーである。


タイトルは銀箔。
装画の縁取りも銀箔である。

こまやかな銀箔押し。
美しく上品である。





扉は淡いピンクの光沢ある用紙。


(ふらんす堂「編集日記」2025/4/25より抜粋/Yamaoka Kimiko)