石蕗の花2019.3.27

 

大坂茂子句集『石蕗の花』

 

 

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四六判ハードカバー装 190頁 

 

著者の大坂茂子(おおさか・しげこ)さんは、昭和13年(1938)岩手県二戸市生まれ、現在は盛岡市在住。平成12年(2000)年「いわて社会保険センター俳句講座」に入門してより小原啄葉氏の指導下で俳句をはじめられた。平成13年(2001)「樹氷」(小原啄葉主宰)入会、平成15年(2003)「樹氷」同人となる。俳人協会会員、岩手県俳句連盟幹事。本句集は平成12年から平成29年(2017)の作品を収録した第1句集である。小原啄葉主宰が序文を寄せている。

 

 

本句集の装釘は君嶋真理子さん。

 

石蕗の花の黄色をどこかにイメージした装釘となった。

 

 

 

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見返しは淡桃色。

 

 

 

 

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表紙のクロスは、淡い黄色。

 

 

 

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型押しがきれいである。

 

 

 

 

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扉。

 

 

 

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花布は、紅。

 

この紅色が装釘の差し色となっている。

 

 

 

 

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慎ましやかな大坂茂子さんは、最初「装釘がすこし華やかすぎて」と言っておられたのだが、出来上がった本を見てとても気に入ってくださったのだった。

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/3/26より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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