黄河2019.11.25

 

齊藤昭信句集『黄河』(こうが)

 

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四六判ハードカバー装 212頁 2句組

 

著者の齊藤昭信(あきのぶ)さんは、1944年(昭和19)東京生まれ、現在は東京・品川区在住。1996年(平成8)「天為」入会、2004年(平成16)「天為」同人。俳人協会会員。この略歴に齊藤さんは、趣味を書かれている。それが面白い。ちょっと紹介したい。5つの趣味があり、「旅行」学生時代は日本各地を旅行、現在は中国各地を旅行、「骨董」古伊万里を収集、日本や中国の博物館にて磁器、陶器等の鑑賞。「盆栽」各種の盆栽収集。とくにさつき盆栽。「太極拳」はじめて25年になります。「中国語」60歳からはじめて、今も学校にて勉強中です。本句集を読んでいくとこの多彩な趣味の裏付けがあることがわかるのである。
人生に対してきわめて前向きな方である。本句集に有馬朗人主宰が序文を寄せている。

 

 

本句集の装丁は、君嶋真理子さん。

 

たくさんのラフを用意してどれも気に入っていただいたが、なかでもこの亀の文様のものをとりわけ気にいられたのだった。

 

 

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タイトルの黄河はツヤなし金箔で。

 

 

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表紙の布クロスは明るい黄土色。

 

 

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見返しはさらに明るい黄土色。

 

 

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扉。

 

 

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花布は、金。

 

 

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栞紐は、茶色に。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2019/11/22より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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