シーグラス2021.5.24

 

金子敦句集『シーグラス』(しーぐらす)

 

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四六判ソフトカバー装帯あり 198頁 二句組
俳人・金子敦(かねこ・あつし)さんの第6句集である。1959年生まれの金子敦さんは、すでに5冊の句集を上梓しておられる。第1句集『猫』(1996)、第2句集『砂糖壺』(2004)、第3句集『冬夕焼』(2008)、第4句集『乗船券』(2012)、第5句集『音符』(2017)とコンスタントに句集を上梓され、この度の第6句集の刊行となった。1997年に「俳壇賞」を受賞されている。「出航」会員、俳人協会会員。本句集には俳人の仲寒蝉さんが栞を寄せている。
本句集の装釘は、君嶋真理子さん。

 

 

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「シーグラス」というタイトルが持っている冷たさと透明感がよく出ているのではないかと思う。

 

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「Sea glass」という文字はパール箔をつかった。

 

 

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帯は光沢があり透明感があるもの。

 

 

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表紙の用紙は、砂を意識させるようなもの。

 

 

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見返しの青とで、金子敦さんの好きな「海」を思わせる。

 

 

 

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扉。

 

 

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栞は、淡いブルー。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2021/5/17より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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