最光蝕著『最光蝕俳句論』(さいみつしょくはいくろん)
「――龍太、楸邨、七菜子、鬼房、草堂など諸家の名句を考察」という副題が付けられている。

四六判ペーパーバックスタイル帯あり 116頁
著者の最光蝕(さいみつ・しょく)さんは、1937年山梨県うまれの俳人であり詩人である。童話もかかれて童話集も刊行されており、そのほか詩集5冊、句集2冊、評論集を1冊を刊行されている。第12回山梨県芸術賞、第31回、第32回と世田谷文学賞に入賞しておられる。今回は、所属結社「南風」(村上鞆彦主宰)に掲載したものを収録した評論集である。
装釘は君嶋真理子さん。
「シンプルに」という最光さんのご希望をとりいれて、

シンプルだが、スマートに。








(ふらんす堂「編集日記」2021/6/25より抜粋/Yamaoka Kimiko)