プリン泥棒2022.6.17

 

船山登歌集『プリン泥棒』(ぷりんどろぼう)

 

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四六判ペーパーバックスタイル帯あり 108頁 三首組
美味しそうな歌集である。タイトルもそうであるが、本の佇まいがまるでプリンそのもの。
出来上がってきた時、「あーら、美味しそう!」って叫んでしまった。
著者の船山登(ふなやま・のぼる)さんは、1968年岩手県釜石市生まれ、現在は川崎市在住。

 

 

本歌集の装釘は君嶋真理子さん。
作者の船山さんには、ご希望があった。
そう、タイトルの「プリン泥棒」の「プリン」のように。

 

 

02

 

まさにプリンみたいな歌集だ。

 

 

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書名などの文字の書体にもこだわられた船山登さんである。

 

 

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帯の黄色がひときわ軽快である。

 

 

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帯をとるとプリンそのものであるが、黄色の帯があったほうが、プリンが美味しそうだ。

 

 

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扉。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2022/6/14より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

 

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