菰田晶句集『光のなかへ』(ひかりのなかへ)

四六判ハードカバー帯有り 208ページ 二句組
著者の菰田晶(こもだ・ひかり)さんの第1句集である。昭和29年(1954)愛媛県生まれ。現在は岡崎市在住。平成8年(1996)「狩」入会。平成11年(1999)第21回「狩」弓賞受賞、平成12年(2000)「狩」同人。「狩」終刊後の平成31年(2019)「香雨」入会。同人。令和2年(2020)第2回「香雨」新雨賞受賞、令和3年(2021)第34回村上鬼城賞受賞。俳人協会会員。本句集に鷹羽狩行「香雨」名誉主宰が一句鑑賞(NHK俳壇より転載)を、片山由美子「香雨」主宰が帯文と序文を寄せている。
この美しい一冊の装幀は、君嶋真理子さん。


金箔文字が上品である。





透明感のある見返し。

淡いブルーの表紙。


扉。


花切れは紺と白のツートン。

栞紐はブルー。

(ふらんす堂「編集日記」2022/9/30より抜粋/Yamaoka Kimiko)