四六判フランス装。 186頁。
著者の井田美知代(いだ・みちよ)さんは、昭和32年(1957)千葉市柏市生まれ、現在横浜市在住の俳人である。昭和54年(1979)に俳誌「槙」(平井照敏主宰)に入会し、平成4年(1992)に同人。平井照敏氏亡きあと平成16年2004)「翡翠」(鈴木章和主宰)創刊同人、現在は「燕俳句会」(笹本千賀子代表)に所属。本句集は
第1句集『雛納』につぐ第2句集となる。跋文を笹本千賀子代表が寄せている。
本句集の装釘は第1句集『雛納』と同じデザイナーの君嶋真理子さん。
そして前回とおなじくフランス装である。
「遠い木」というやや抽象的な匂いのするタイトルである。
薄紙(グラシン)をすけて、用紙の地模様がわかるだろうか。
扉。
(ふらんす堂「
編集日記」2017/1/30より抜粋/Yamaoka Kimiko)