甘雨2017.12.3

 

兼久ちわき句集『甘雨』(かんう)

 

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著者の兼久ちわき(かねひさ・ちわき)さんは、1944年福岡生まれ、宇部市在住。1987年「早苗」に初投句をすることから俳句をはじめ、1989年「馬酔木」に投句。1993年「早苗菖」を受賞、現在「早苗」「馬酔木」同人。2005年第1句集『風聲』を上梓され
本句集は第2句集となる。

 

 

本句集の装釘は君嶋真理子さん。
 
「甘雨」をどうデザイン化するか、君嶋さんにはいろいろと試みて貰った。
 
 
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タイトルは金箔。
カバー用紙にはうっすらと綺羅が入っている。
 
 
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表紙はやや濃い紫色。日本の伝統色でいえば、「中紫(なかむらさき)」という色だ。
シックであるが暗すぎなくていい。
 
 
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花切れは紫と白のツートンのもの。
 
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栞紐は白。
 
 
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見返しは金銀の箔が刷り込まれているもの。
 
 
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扉。
 
 
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とても品のいい仕上がりの一冊となった。
 
 
(ふらんす堂「編集日記」2017/11/29より抜粋/Yamaoka Kimiko)
 
 

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