山稜2018.10.4

 

三森鉄治句集『山稜』(さんりょう)

 

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四六判ソフトカバー装。 256頁。

 

俳人・三森鉄治(みつもり・てつじ)さんの遺句集である。
第5句集『栖雲』(2011年刊)に次ぐものあるが、次の句集の準備をされながら病気のために2015年に急逝され遺句集となってしまったものである。
三森さんの妹君である赤星美佐さんのご依頼をうけて、句友の舘野豊氏がパソコン等に残された句稿を丹念に集めて第6句集としそこに補遺も加えて収録したものである。平成23年(2011)から平成27年(2015)年までを第6句集とし、そのほか資料となるべき残された句を加え補遺とした。舘野さんの丁寧にして細心なご尽力によって成ったものである。

 

 

本句集の装丁は君嶋真理子さん。

 

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表紙

 

 

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見返し

 

 

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2011年3月30日にふらんす堂に句集の打ち合わせでいらっしゃった時の写真である。

 

 

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天アンカットにして栞紐をつけた。

 

 

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甲斐の山々に抱かれて三森鉄治さんは眠っておられる。

 

俳句作家にとって、なによりも自分の作品がおおくの人の眼にふれることが願いである。

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/10/2より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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