川島葵句集『ささら水』(ささらみず)。

四六判ペーパバックスタイル帯カバー装 174頁
俳人・川島葵(かわしま・あおい)さんの
『草に花』(2008年刊)につぐ10年ぶりの第2句集となる。川島葵さんは「椋」(石田郷子代表)所属、その前は石田郷子代表のお父さまの石田勝彦について俳句を学んできた人だ。
本句集の装丁は君嶋真理子さん。
君嶋さんには、ペーパーバックスタイルであっても、帯を太くカバーのようにするように頼んだ。

帯カバーとわたしは呼んでいる。




帯カバーを外したところ。

表紙である。




装丁が斬新って褒められますって葵さんがメールをくださった。
わたしが思い描いていたとおりの一冊になったことが嬉しい。
川島葵という俳人がその底にもっている野性が見え隠れするような一冊にと願った。
(ふらんす堂「編集日記」2018/10/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)