松林尚志句集『山法師』(やまぼうし)。

四六判ソフトカバー装帯あり 208ページ 4句組
俳人・松林尚志(まつばやし・しょうし)の第3句集となる。1930年、長野県生まれ。俳誌「木魂」代表、「海原」同人。現代俳句協会会員、現代詩人会会員、三田俳句丘の会会員。本句集は、第1句集『方舟』(1966刊)、第2句集『冬日の藁』(2009刊)に次ぐ藻のである。平成15年(2003)から平成30年(2018)までのおよそ15年間の作品705句を収録。松林氏には詩集『木魂集』などのほか、評論集『古典と正統』『子規の俳句・虚子の俳句』『斎藤茂吉論』などなど多くの評論集がある。
装丁には「山法師」をあしらった。
和兎さんの装丁である。




山法師は、山の木である。
街路樹などにも最近は多くあるが、山の木のもつ野趣があっていい。
そしてその清潔感も。


表紙。

表紙と見返しは同じ用紙で。

扉。

4句組

気高く清潔感のある一冊となった。
(ふらんす堂「編集日記」2019/10/8より抜粋/Yamaoka Kimiko)