宮野しゆん句集『燕の子』(つばめのこ)
四六判ハードカバー装帯有り 182頁 二句組
著者の宮野しゆんさんは、昭和15年(1940)山口県大津郡生まれ、現在は山口県長門市在住。昭和62年(1987)、倉田紘文に師事。第1句集に『器』があり、この度の句集は第2句集となる。
装幀は君嶋真理子さん。
落ちついた色合いのあたたかさを感じる一冊となった。
表紙は薄茶色、材質は紬風の手ざわりのあるもの。
燕の型押し。
扉。
花布は赤茶、栞紐はグレー。
口絵奥さまによるもの。
「燕の子の句が平成19年度のNHK学園の俳句大会で文部科学大臣賞をいただいた記念に妻が書いてくれたものです」ということである。