神谷章夫句集『引地川』(ひきじがわ)。

四六判ハードカバー装帯有り 210ページ 二句組。
著者の神谷章夫(かみや・あきお)は、昭和27年(1952)東京・三鷹市生まれ、平成9年(1997)「季」に入会、平成12年(2000)「季」第1回木蔭賞受賞。平成30年(2019)藤沢市俳句協会副会長となる。令和4年(2022)「季」主宰となる。俳人協会会員。「江ノ電沿線新聞」「湘南アカデミア」「白南風句会」講師。本句集は、第1句集であり、序文を藤沢紗智子「季」前主宰が寄せている。
本句集の装釘は君嶋真理子さん。

神谷章夫さんより、引地川の装画を使ってほしいというご希望があった。
装画を描かれたのは、尾崎淳子さん。
「冬の川」と題した幻想性のある絵だ。



金の配色が美しい。




表紙は、明るめな青。


「一句鑑賞」と題した栞が挿入されている。
いろいろな俳人の方が一句鑑賞をされている。


扉。

花布とスピンは、神谷さんのご希望で青に。



(ふらんす堂「編集日記」2022/9/27より抜粋/Yamaoka Kimiko)