孤牛2025.11.27

 

 

森水陽一郎詩集『孤牛(こぎゅう)』

 

 

 

 

B6判ハードカバー装 98頁
静謐なたたずまいの詩集である。第1詩集『九月十九日』(ふらんす堂 2015年刊)につぐ第3詩集となるものである。第1詩集『九月十九日』で、第18回小野十三郎賞を受賞されている。10年目となる本詩集の刊行である。20篇の詩の作品を収録してある。

 

 

本詩集は、詩人・森水陽一郎さんのすべての計らいのもとに上梓されたものである。
装丁もご本人によるもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにある像は、彫刻家・沢田英男氏の作品である。

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙は、淡いベージュの布クロス装。
文字は、黒メタルの箔押し。

 

 

 

 

 

角背がうつくしい。

 

 

不思議な図柄が型押しされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見返しの碧は、詩を読んでいくと響いてくるものがある。

 

 

 

 

扉。
表紙の型押しはこの図柄を押したもの。
意味はあるのだが、種明かしはなし。
森水さんによると
横並びの図柄の意図は、詩集を読むことであぶり出される」ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2025/11/23より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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