津田ひびき句集『街騒』(まちざい)。
四六判並製小口折表紙。 188頁
著者の津田ひびき(つだ・ひびき)さんは、1942年7月生まれ、兵庫県西宮市在住。1996年「知音」(行方克巳・西村和子代表)に入会、2001年「知音」同人、俳人協会会員、2005年には
第一句集『玩具箱』(ふらんす堂)を刊行。本句集は第二句集となる。12年ぶりの句集上梓である。
本句集の装丁は、和兎さん。
「柔らかな明るいイメージで」というのがご本人の希望。
街は街でも、和兎さんは中世の街のイメージでデザインした。
タイトルには印刷の上から箔が押されている。
見返しは、さくら色。
扉。
ヨーロッパのような街並みの風景で、 重厚な雰囲気もあり、 また地元、神戸の異人館のイメージともかさなり、 とても気に入っております。?
と津田さん。
人が集まれば街が形成されていく。
その営みは古代より営々と繰り返されているのだ。
(ふらんす堂「
編集日記」2018/2/8より抜粋/Yamaoka Kimiko)