鶏冠2018.4.1

 

木本隆行句集『鶏冠(けいかん)』

 

 

 

01

 

46判仮フランス製本カバー装  190頁

 

 

著者の木本隆行(きもと・たかゆき)さんは、1969年生まれ、八王子市在住の俳人。2008年に俳誌「門」に入会し、鈴木鷹夫、鈴木節子に師事。2010年に「門」新人賞受賞、2011年「東門賞」受賞、「門」同人、俳人協会会員。

本句集は、2008年から2017年までの作品を収録した第1句集、序文は鈴木節子主宰、栞は鳥居万里子さんが書かれている。

 

本句集の装丁は、君嶋真理子さん。
著者の木本隆行さんは、何度かのやりとりのなかでどうやらデザイン関係のお仕事をされているらしい。
それゆえ、装丁や造本についてはいろいろとご希望があった。
そのご希望を伺いながら、結果シンプルな装丁を選ばれたのだった。

 

 

 

 

02

 

 

03

 

タイトルは黒メタル箔。
用紙は表面に細やかな凹凸があって色はオフホワイト。
緑の色は青磁色に近いもの。

 

 

04

 

 

05

 

カバーをとった表紙。

 

 

 

 

 

06

 

 

見返しと栞。
栞の用紙はカバーと同じもの。

 

 

 

07

 

 

扉。

 

 

 

 

 

 

 

08

 

 

栞紐は統一感を持たせる。

 

 

 

 

 

09

 

 

 

10

 

 

「少年のような透明感」と「大人の強さ」をもった一冊の句集となったのではないだろうか。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/3/13より抜粋/Yamaoka Kimiko)

俳句結社紹介

Twitter