四六判ハードカバー装。 180頁
著者の小堀紀子(こぼり・のりこ)さんは、1940年福島県生まれ、現在は横浜市在住。俳誌「沖」、「天頂」を経て現在「晨」同人。2002年に「第4回俳句朝日賞」を受賞されている。俳人協会会員。2006年
第一句集『夏木立』を上梓。本句集は第2句集となる。栞を岸本尚毅氏が寄せている。栞のタイトルは「ありふれた句材で」。
本句集の装丁は君嶋真理子さん。
前回の『夏木立』に引き続いてである。
著者の小堀紀子さんの要望をいかしての装丁となった。
箔はプラチナ箔。
花布は金、栞紐は白。
グレイッシュなトーンに淡紫の色の重なり。
帯は淡い玉虫色で銀とも淡紫とも。。
小堀紀子さんは上品なマダム(まさに!)である。
ふさわしい装いの一冊となった。
(ふらんす堂「
編集日記」2018/8/16より抜粋/Yamaoka Kimiko)