羽音2018.8.11

 

麻香田みあ句集『羽音』(はおと)

 

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A5判ペーパーバックスタイル 72頁 第一句集シリーズ。

 

 

著者の麻香田みあ(まかだ・みあ)さんは、昭和25年(1950)生まれ、東京・江戸川区在住、平成21年(2009)に高畑浩平について俳句を学び、俳誌「白露」を経て、平成24年(2012)「円座」(武藤紀子主宰)入会。平成25年(2013)「銀化」(中原道夫主宰)入会。現在は「円座」、「銀化」(中原道夫主宰)同人。俳人協会会員。平成28年(2016)第17回銀化奨励賞を受賞されている。平成22年(2010)から29年(2017)までの8年間の作品を収録。本句集には「円座」の武藤紀子主宰が序文を寄せている。

 

 

 

装丁は和兎さん。

 

 

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 白鳥の大きな羽音日暮来る

 

よりの句集『羽音』である。
本句集の色は、VIGOGNE(ヴィゴーニュ色)フランスの伝統色。「羊毛特有の毛をしたアンデス山脈のラマ。この動物の毛で非常に繊細な生地を作る。色は赤っぽい黄色。」とある。落ち着いたあたたかさを持った色である。
「句集を刊行していろいろと反響があって日々とても忙しいです」とお元気なメールをいただいた。
句集刊行を機にさらなるご健勝をお祈りしたいと思う。

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/8/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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