移動遊園地2018.10.26

 

田窪与思子詩集『移動遊園地』(いどうゆうえんち)

 

01

 

四六判ペーパーバックスタイル 96頁

 

 

田窪与思子(たくぼ・よしこ)さんの前詩集『水中花』につぐ新詩集である。
頁をひらけば、本詩集は「彼女」と「あたし」という二つの項目が立てられ、「彼女」には9篇の詩、「あたし」には15篇の詩が収められている。

 

 

 

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栞を寄せているのは、詩人の吉田文憲氏と野村喜和夫氏。

 

 

03

 

「ふらんす堂らしい、上品でゴージャスなペーパーバックにしてほしいとのご希望。 ピンクと緑がお好きで、悩まれてピンクにされました。」と文己さん。

 

装幀にただようチャーミング感は、著者の田窪与思子さんによく合っている。

 

 

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光輝く用紙にショッキングピンク、そしてところどころ金箔押し、という派手なものであるが、下品ではけっしてない。いやいやなかなか愛らしい詩集となったのではないだろうか。

 

 

 

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扉もショッキングピンク。

 

 

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欧米のブックストアにあるような素敵なペーパーバッグが出来上がってきてとても嬉しいです。
お配りした皆さま一様に表紙を絶賛されます。
(で、詩は? と心の中で突っ込みを入れております・・・・・・)

 

田窪与思子さんからのメールである。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/10/24より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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