月のかけら2018.11.7

 

木内マヤ句集『月のかけら』

 

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A5判ペーパーバックスタイル 72頁 第1句集シリーズ

 

 

著者の木内マヤ(きのうち・まや)さんは、昭和45年(1970)徳島生まれ、平成7年(1995)「なると」入会、平成25年(2013)「万象」入会、平成28年(2016)「なると」同人。俳人協会会員。「なると」の主宰者である福島せいぎ氏は父上であり、本句集に序を寄せている。
序文によると本句集『月のかけら』は、お父さまから娘へのプレゼントである。
序文で、福島せいぎ氏は、父としてまた俳句の指導者として終始あたたかな目でもってマヤさんを導いてこられた事がよくわかる。せいぎ氏を中心として奥さま、マヤさん、その子どもたちと、ご一家にはつねに俳句が傍らにあり、いつでも作れるそんな羨ましい環境である。だからマヤさんのみならず、マヤさんのお子さんたちものびのびと俳句をつくる。俳句が家族たちにしみ通っているのである。

 

 

装幀は和兎さん。

 

 

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マヤさんの句集の世界にふさわしい明るい太陽のような色である。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2018/11/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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