四六判ハードカバー装帯あり 214頁 2句組
秋山雅子(あきやま・まさこ)さんは、昭和5年(1930)新潟県高田市生まれ、現在は東京都大田区在住。お生まれになった故郷のことを、「あとがき」でこんな風に書いておられる。
「昭和五年五月五日雪で名高い新潟県高田市に私は生れ育ちました。幼少の頃は雪合戦やスキーと日の暮れるまで遊び雪の少ない東京の従兄弟を気の毒とおもっておりました。」
俳句をはじめたのは、平成5年(1993)に上田五千石指導の「畦」に入会、平成8年(1996)畦同人、五千石亡きあとの平成10年(1998)藤田湘子指導の「鷹」にはじめて投句、平成17年(2005)鷹同人。俳人協会会員。本句集は第1句集、序文を小川軽舟主宰が寄せている。