光年の星2020.10.29

 

川原正句集『光年の星』(こうねんのほし)

 

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四六判ハードカバー装帯有り 194頁 二句組

 

 

著者の川原正(かわはら・ただし)さんの第1句集である。川原正さんは、1945年長野県上田市生まれ、現在は東京・大田区在住。2013年より俳句をつくりはじめ、2014年結社「くぢら」に入会し、2018年1月「くぢら新人奨励賞」受賞、海鳴集同人、2019年「くぢら賞」受賞、大洋集同人となる。俳人協会会員。本句集に、中尾公彦主宰が序句、序文を寄せている。

 

 

本句集の装丁は君嶋真理子さんであるが、これは君嶋さんの装丁というより、著者のこだわりの装丁イメージを君嶋さんが具体化したと言ってもいいかもしれない。
それほど、強いご希望がおありだった。

 

 

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黄色と青。

 

それも川原正さんのこだわり。

 

 

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はなやかな紺である。

 

 

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箔は黒メタル箔。
それがかえって面白い。

 

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扉。

 

 

 

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花布は黄色、スピンは紺。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2020/10/20より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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