森澤程句集『プレイ・オブ・カラー』(ぷれい・おぶ・からー)。
四六判フランス装カバー装 214頁 白のシリーズ
著者の森澤程(もりさわ・てい)さんは、1950年長野県佐久市生まれ、現在奈良県橿原市在住。1995年「花曜」に入会し鈴木六林男に師事、2005年「花曜」終刊、2006年「光芒」(久保純夫代表)創刊に参加。2008年「光芒」終刊。現在は「藍」(花谷清主宰)に所属。本句集は第1句集『インディゴ・ブルー』(2006)に次ぐ第2句集となる。2006年から2016年までの作品を収録。跋文を花谷清主宰が寄せている。
本句集は白のシリーズの一巻として刊行された。
装丁は和兎さん。
黒くみえるのは銀箔である。
カバーをとった表紙。フランス装である。
白の用紙であるが風合いの豊かなもの。
見返しもまた白。
扉。
天アンカットが美しい。
句集『プレイ・オブ・カラー』は、豊かな色彩感覚に溢れた句集でもある。
(ふらんす堂「
編集日記」2016/10/28より抜粋/Yamaoka Kimiko)