繕ふ2022.1.14

 

松波美惠句集『繕ふ』(つくろふ)

 

 

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四六判フランス装グラシン巻帯有り 二句組
著者の松波美惠(まつなみ・みえ)さんは、昭和25年(1950)宮城県古川市(現大崎市)生まれ、現在は神奈川県平塚市在住。平成9年(1997)「松の花」に入会し、松尾隆信に師事。平成14年(2002)「松の花」新人賞受賞、平成18年(2007)「松の花」賞受賞、現在「松の花」竜紋集同人、俳人協会会員、横浜説話会会員。本句集は、第1句集で、平成9年(1997)から令和2年(2020)までの23年間の作品を精選収録、序文を松尾隆信主宰、跋文を横山節子氏が寄せている。

 

 

本句集の装釘は君嶋真理子さん。
著者の松波美惠さんには、装釘にたいしてこだわりがおありだった。
まずはフランス装であること。

 

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グラシン巻であるので全体がすこしぼけてしまうがご容赦を。

 

 

 

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ごてごてしないシンプルなものであること。

 

 

 

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金泊押しもあえて名前のルビにというのもご希望だった。

 

 

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帯は透明感のあるもの。

 

 

 

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見返しに用いられているやや濃いめのブルーグレーが、本句集のテーマカラーだ。

 

 

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天アンカット。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2021/12/24より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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