松本余一句集『言霊II』(ことだま2)

46判ハードカバー装帯あり 206頁 1句組
著者の松本余一(まつもと・よいち)さんは、昭和14年(1939)東京生まれ、現在は俳誌「ひろそ火」(木暮陶句郎主宰)と俳誌「海光」(林誠司主宰)に所属しておられる。本句集は三冊目と成る。
第1句集『言霊』を2020年(令和3年)に上梓され、今年のはじめに第2句集『ふたつの部屋』(アトラス刊)を上梓、そしてここに『言霊Ⅱ』と短期間のうちに3冊の句集を上梓されている。
本句集の装釘は、前句集『言霊』と同じ、君嶋真理子さん。
ひびきあうものをと御願いした。



タイトルは金箔押し。



表紙は、うすベージュ色。


見返し。


前句集『言霊』とおなじく一句組である。

花布は濃い茶。
栞紐はグレ-。

上品な一冊となった。
(ふらんす堂「編集日記」2022/5/20より抜粋/Yamaoka Kimiko)