懐郷2023.5.13
福田敏子さんの第3句集となる。福田敏子(ふくだ・としこ)さんは、昭和10年(1935)生まれ、昭和47年(1972)大林唐子郎に師事。俳誌「多摩」同人を経て、平成24年(2012)「雨蛙」(鈴木すぐる主宰)」に入会。現在「雨蛙」白雲集同人。俳人協会会員。第1句集『槐の木』(平成2)、句文集『山の影』(平成17)を上梓している。本句集には、鈴木すぐる主宰が序文を寄せている。
本句集の装釘は君嶋真理子さん。
「郷愁」の表題は金箔押し。
思いのふかい句集名であるが、はなやぎのある一冊となったのがいい。
見返し。
表紙。
扉。
(ふらんす堂「編集日記」2023/5/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)