六月三日2023.6.23

 

長尾博句集『六月三日(ろくがつみっか)』

 

 

 

 

 

 

 

四六判上製本(カバー、帯びなし) 212頁 私家版
著者の長尾博(ながお・ひろし)さんは、1033年北海道札幌市生まれ。2004年「さくら」に入会いさ桜子に師事、2007年「往還」入会、菊地一雄に師事、2018年超結社句会「瑞木俳句会」に入会、現在にいたる。本句集に、長尾博さんが現在受講しているカルチャースクールの講師・高橋白崔さんが序文を寄せている。ふらんす堂に長尾さんを紹介してくださったのも高橋白崔さんである。

 

 

 

本句集の装釘については、自装と申しあげてよろしいとおもう。
それほどに装釘にこだわられた長尾博さんである。
お仕事ご自身でデザイン会社を立ち上げて仕事をされて来られた方である。
ご来社くださったときも見本になるものをご持参くださり、それを元に装釘案をおっしゃられたのだった。
また、ご自身で描かれた絵を、扉とかく章に配したのであるが、それがこの句集を優しい表情のあるものとしている。

 

 

 

真っ白なツヤのある用紙にタイトルは黒メタル箔。文字は濃いグリーン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見返しは深緑。

 

 

 

 

扉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年

 

 

 

 

角背。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花布はテーマカラーの深みどり。

 

 

 

 

栞紐は白。

 

 

 

 

角背が美しい一冊。

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2023/6/19より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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