普段2024.6.13

 

 

鈴木しげを句集『普段(ふだん)』

 

 

四六判ハードカバー装帯有り 242頁 二句組
俳誌「鶴」主宰の鈴木しげをさんの第6句集である。
『普段』はぼくの第六句集になる。作品年代は平成二十六年から令和三年までの八年間である。この間の発表句およそ一千三百句の中から三分の一を自選して本集とした。齢も七十代から八十代になろうとしている。それ相応の俳句が生み出されていれば幸いと思う。
と「あとがき」にあるように、8年間の作品のなかから精選した句集である。今年「鶴」誌は、創刊950号をむかえる。鈴木しげを主宰は、石田波郷、石塚友二、星野麥丘人についでの「鶴」の主宰者である。うかがえば若き頃、波郷の選をうけておられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

本句集の装釘は、君嶋真理子さん。

 

 

 

 

 

 

 

「鶴」が三羽飛んでいる。
これは鈴木しげをさんのご希望によるもの。
本来は違う鳥がたくさん飛んでいたのだが、君嶋マジックによって、三羽の鶴に生まれ変わった。

 

 

 

 

カバー裏にも一羽飛んでいる。
これは三人の師をあおぐご本人か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙は濃紺に金箔。

 

 

 

 

型惜しにも一羽の鶴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉。

 

 

 

 

金の花布。

 

 

 

栞紐は紺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2024/6/7より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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