四六判ハードカバー装 232頁。 二句組。
著者の昆千鶴子(こん・ちづこ)さんは、昭和20年宮城県気仙沼市生まれ、現在は東京都世田谷区在住。平成12年(2000)「草笛」入会、平成17年(2005)「草笛」同人、平成18年(2006)「秋」入会、平成21年(2009)「秋」同人となり本句集は約17年間の作品より400句ほどを収録した第一句集である。序文を「秋」主宰の佐怒賀正美氏が寄せている。
本句集の装丁は君嶋真理子さん。
「和風に」ということが昆千鶴子さんのご希望であった。
ふらんす堂にご来社くださったときに紙の見本をみてきめられた「もみがみ」。
タイトルのみ金箔で。
表紙は錆朱色。
「諷経」とカラ押し。
扉。
花切れは金色。
格調高く、品格のある一冊となった。
(ふらんす堂「
編集日記」2017/9/11より抜粋/Yamaoka Kimiko)