志磨泉句集『アンダンテ』(あんだんて)。
四六判小口折装 202頁 二句組
著者の志磨泉(しま・いずみさんは、昭和43年(1968)和歌山市生まれ、現在東京・新宿区在住。平成22年(2010)に「知音」に入会、西村和子、行方克巳に師事。平成26年(2014)「青炎賞(知音新人賞)」を受賞、「知音」同人。本句集は、第一句集である。序文を西村和子、帯文を行方克巳のそれぞれの代表が寄せている。
本句集『アンダンテ』の装丁は和兎さんである。
志磨さんの句集に対するイメージを現実化したものである。
ウイリアム・モリスのカバー表紙。
ピンク色が差し色である。
ウイリアム・モリスもピンク色も志磨さんのこだわりである。
帯はシックな赤に。
見返し。
扉。
エレガントな第一句集となった。
(ふらんす堂「
編集日記」2017/9/12より抜粋/Yamaoka Kimiko)