2026.8.19 星暦
2026.8.19 鉦叩昼の光の及びつつ
2026.8.19 種差はタンネ・エサシとふアイヌ語の説あり長い岩場の岬
2026.8.18 鉦叩秋の朧の月であり
2026.8.18 憎むことまだ知らぬ子らが抱き寄せる母の匂ひのタオルケットを
2026.8.17 雑然としてあのあたり鰯雲
2026.8.17 「背中あて」おばあさんたちの皺の手で伸ばされきなこをまぶされてゐき
2026.8.16 あの世へとふたたび帰る死者の霊信じてをればアキアカネ来る
2026.8.16 桔梗の咲く坂道も庭の中
2026.8.15 銀色のシンクに西瓜の種残り背も腹もなし手も足もなし
2026.8.15 野分てふ言葉を知りて野分中
2026.8.14 薄くなり縦にひび入る石鹼のどこかの浜辺の貝の顔する