2025.10.15 彼らには彼らの理屈があるだらう言ひさし噤む古代人われは
2025.10.15 稲妻をまちがへて眼がふえてくる
2025.10.14 ことさへく口語短歌や試みに語尾小弄れば文語和歌のみ
2025.10.14 水脈オーみちていさよふとんぼかな
2025.10.13 歌の円寂する時ならず短歌溶け語液とならむ時に立ち会ふ
2025.10.13 声隊ルー鯊のひれにもふれにけり
2025.10.12 暦告ぐるその日絶滅遂げし民前の日一日いかにか在りし
2025.10.12 ヴォを呼べば花野は翳のままひろし
2025.10.12 茫茫
2025.10.11 百人
2025.10.11 萩の雨こゑのたましいをかすめる
2025.10.11 滅びの日告ぐる暦に殉ひて一日に絶えし知恵深き民