2026.8.15 野分てふ言葉を知りて野分中
2026.8.14 降りつのる雨に桔梗の花は八重
2026.8.13 昼の蛾もゐて大いなる秋の蝶
2026.8.12 三日月のするどきところ雲に透け
2026.8.11 桔梗の高々として旱かな
2026.8.10 広々と硝子障子や秋の蝶
2026.8.9 遠くしづかに法師蟬鉦叩
2026.8.8 麺麭食うて頬ふくらます夜食かな
2026.8.7 秋の日の香水はやや甘き香に
2026.8.6 夕空の暗さを蠅の眼かな
2026.8.5 この町の朝の片陰登庁す
2026.8.4 日盛や土に影して軒簾