2025.6.6 白服を遺書の風ごとたたみけり
2025.6.5 扇より逃げし香りの名は知らず
2025.6.4 金魚とは水にある火のゆくへなり
2025.6.3 風鈴や裏返りゆく紙の町
2025.6.2 籐椅子や風たまゆらのままに在り
2025.6.1 金魚鉢覗くたびまた変はる顔