鼾猫2019.1.12

 

三橋瑞恵句集『鼾猫』

 

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四六判変型フランス装ビニール掛け 188頁 2句組

 

 

文庫本より少し大きめの小さな本である。
著者の三橋瑞恵(みつはし・みずえ)さんは、1943年東京生まれ、2006年「炎環」入会、2015年「炎環」同人、中野区に長く住まわれたが、いまは埼玉県所沢市在住である。本句集に「炎環」主宰の石寒太氏が序文を寄せている。序文のタイトルは「二人と一匹」。この一匹は、猫好きの三橋瑞恵さんであるから、言うまでもなく猫である。「二人」はご主人との二人暮らしである。石寒太主宰は、たくさんの句をあげて三橋瑞恵さんの句をあたたかく紹介しておられる。

 

 

 

本句集の装幀は君嶋真理子さん。

 

君嶋さんによってすごくキュートな一冊となったと思う。

 

 

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マッチ箱と比べてみるとこの本の小ささがわかる。

 

 

 

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差し色のブルーがあたたかな色である。

 

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2019/1/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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