しなてるや2019.1.11

 

佐藤郁良句集『しなてるや』

 

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A5判変型ハードカバーフレキシブルバック装  178頁

 

俳人・佐藤郁良(さとう・いくら)さんの句集『星の呼吸』につぐ第3句集である。佐藤郁良さんは、昭和43年(1968)東京生まれ、平成13年(2001)高校教諭として俳句甲子園に生徒を初引率、平成15年(2003)俳誌「銀化」(中原道夫主宰)入会、平成19年(2007)句集『海図』にて第31回俳人協会新人賞受賞、平成25年(2013)櫂未知子さんと「群青」創刊、共同代表をつとめる。「銀化」同人、俳人協会幹事、日本文藝家協会会員。著書に『俳句のための文語文法入門』などがある。佐藤郁良さんは、開成学園の先生であり、郁良さん率いるところの開成の生徒たちは俳句甲子園で何度も優勝をしている。第9回田中裕明賞を受賞された小野あらたさんもそのおひとり。
本句集は平成24年(2012)から平成30年(2019)春までの句を収録、帯文を櫂未知子さんが寄せている。

 

 

本句集の装幀は和兎さん。

 

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シンプルであるが、よくみるとやや凝っている。
帯を半透明にして、やや斜めにした。

 

 

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帯をとったところ。
タイトルはパール箔で押す。

 

 

 

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表紙。

 

 

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扉。

 

 

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フレキシブルバック装なので開きがよい。

 

 

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スピンは、薄茶色。

 

 

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流れを遡っていく鳰である。

 

 

それでは、また次の旅を目指すことにしよう。

 

 

と「あとがき」を結んでいる。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/1/8より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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