どこにいても日が暮れる2018.10.2

 

さて、新刊紹介をしたい。
詩集である。

 

 

小松宏佳詩集『どこにいても日が暮れる』(どこにいてもひがくれる)

 

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46判ペーパーバックスタイル 92頁

 

詩人・小松宏佳(こまつ・ひろか)さんの第一詩集である。
栞に詩人の福間健二氏と舞踏家の笠井叡氏が言葉を寄せている。小松宏佳さんは詩を書きはじめるまえに笠井叡氏のもとで「オイリュトミー」を学んでいるのだ。オイリュトミー(Eurythmy)とは、オーストリアの神秘思想家、教育家であるルドルフ・シュタイナーによって新しく創造された運動を主体とする芸術である。ある種の舞踊ないし総合芸術、パフォーミング・アーツであるとも言われる。とウィキペディアにあるように言葉ではなく肉体をもちいる芸術表現である。

 

 

本句集の装丁は和兎さんであるが、装画は小松宏佳さんの描かれたものである。

 

 

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タイトルの文字は青メタル箔である。
小松宏佳さんは、この青のメタル箔にこだわられた。

 

 

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すっきりとした一冊となった。

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/9/28より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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