緋の目高2018.12.11

 

山本あかね句集『緋の目高』(ひのめだか)

 

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四六判フランス装 172頁

著者の山本あかね(やまもと・あかね)さんは、昭和10年(1935)神戸生まれ、神戸市在住。昭和61年(1986)波多野爽波に師事し俳句をはじめる。昭和63年(1988)「青」新人賞受賞、平成3年(1991)「青」終刊後、平成9年(1997)「百鳥」入会、平成10年(1998)「百鳥」同人。現代俳句協会、俳人協会会員。本句集は前句集『大手門』につぐ第3句集となる。

 

 

本句集はフランス装である。
フランス装は久しぶりの造本だ。
やはり好きな造本である。

 

装幀は君嶋真理子さん。

 

 

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「緋の目高」という集名であるので、やはり緋色がメインカラーとなった。

 

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瀟洒で華やかな一冊となった。

 

なんて美しい装丁、上品でかろやか・・花を添えて頂きました。

 

と山本あかねさんは喜んでくださった。
明日は、関西の俳句のお仲間が中心となって、このご本の出版のお祝いの会が開かれるという。
みなさん、出来上がりを心待ちにされていたのだ。

 

句集を読んでいくと気づかされるのだが、ご主人の介護と死、ご本人の病気など大変なこともおありだったようである。そのようなことを乗り越えてのこの度の句集上梓となった。ひとしおのお気持ちと思う。

 

山本あかねさま、
第三句集のご出版おめでとうございます。
心よりお祝いを申しあげます。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/12/7より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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