中島幾久子句集『菊日和』(きくびより)。

A6判ペーパーバックスタイルビニール掛け 140頁 二句組
著者の中島幾久子(なかじま・きくこ)さんは、1933年(昭和8)名古屋生まれ、現在は大阪市にお住まいである。1997年(平成9)に「諷詠」入会、後藤比奈夫に師事。2000年(平成12)「諷詠」同人。2014年(平成26)「諷詠」退会、2017年(平成29)NHK学園俳句倶楽部に入会。俳人協会会員。本句集は、
第1句集『月の雫』に次ぐ第2句集となる。文庫本サイズのハンディな句集である。
本句集の装丁は君嶋真理子さん。
小さな本であるが、シックに品よく出来上がった。



ビニールをとると、用紙の地模様がよく見える。
タイトルはかぎりなく黒に近い紫。

扉。


手のひらにのるサイズ。
とても軽い。

(ふらんす堂「編集日記」2019/10/24より抜粋/Yamaoka Kimiko)