瀬戸松子句集『榧の月』(かやのつき)。

四六判薄表紙カバー装帯有り 192頁 二句組
著者の瀬戸松子(せと・まつこ)さんは、昭和16年(1941)神奈川県生まれ、現在は神奈川県海老名市にお住まいである。平成14年(2002)「鷹」入会、平成17年(2005)「鷹」同人。俳人協会会員。本句集は平成14年(2002)から平成31年(2019)までの17年間の作品を収録している。序文は小川軽舟主宰が寄せている。
本句集の装丁は和兎さん。

甘くならない紫が上品である。
最初は、紺系の色をご希望されたが、紺色とこちらを用意した。
そしてこちらの色を選ばれたのだった。(わたしたちもおすすめの色だった)

タイトルは金箔押し。
限りなく銀色に近い金箔。



カバーをとった表紙。


見返しは濃い紫。

扉。

薄表紙の上製本である。
丸背に金色の花布。

栞紐は、白。


(ふらんす堂「編集日記」2019/10/28より抜粋/Yamaoka Kimiko)