齋藤久美子句集『星月夜(ほしづきよ)』

四六判ハードカバー装帯有り 184頁 三句組
著者の齋藤久美子(さいとう・くみこ)さんは、昭和23年(1948)福岡生まれ、現在は東京・東久留米市在住。平成14年(2002)俳誌「円」に入会し、岡部六弥太に師事。平成15年(2003)「山火」に入会、岡田日郎に師事。平成23年(2011)第21回「山火」新人賞受賞。平成29年(2017)第62回山火賞受賞。現在「山火」同人。俳人協会会員。本句集は平成15年(2003)から令和3年(2021)までの作品を収録した第1句集であり、今は亡き岡田日郎の「山火」選後評を鈴木久美子現主宰が抜粋して収録し、序に代えている。岡田日郎亡き後は鈴木久美子主宰が、本句集のためにいろいろとお骨折りをされ世に出された句集である。
岡田日郎氏の選後評の掲載のあとに「まとめ」と題して、岡田日郎の言葉が一頁を要して載っている。
装丁は君嶋真理子さん。

「星空を」という齋藤久美子さんのご要望に応えたものである。

題字は著者によるもの。
ツヤ消しの金箔押し。









扉。

花布は、淡いクリーム色。
栞紐は白。


(ふらんす堂「編集日記」2023/4/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)