風聴くや2019.10.7

 

三上程子句集『風聴くや』

 

 

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四六判カバー装フランス装帯あり  198頁 二句組

 

著者の三上程子(みかみ・ていこ)さんは、昭和14年(1939)大阪生まれ、現在は神奈川県相模原市在住。昭和48年(1973)「春燈」入会。安住敦・成瀬櫻桃子・鈴木栄子・安立公彦に師事。平成元年(1989)「春燈賞」受賞。俳人協会会員。本句集は第1句集『積木の家』につぐ第2句集である。昭和63年(1988)から平成31年(2019)までの30年間の作品を収録、帯文をながさく清江氏が寄せている。

 

 

 

 

本句集の装丁は君嶋真理子さん。

 

瀟洒な出来上がりを三上程子さんはご希望された。

 

 

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装画にパール箔をおく。

 

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肌色とでもいうべき優しい色合いである。

 

 

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カバーをとった表紙。

 

 

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見返しは帯とおなじマーブル模様の紙を用いた。

 

 

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著者の持ち味が生かされた品格ある句集となった。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/10/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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