時雨2020.1.22

 

春原順子句集『時雨』(しぐれ)

 

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四六判フランス装グラシン、帯なし  172頁 四句組

 

著者の春原順子(すのはら・じゅんこ)さんは、昭和11年(1936)東京生まれ、現在は杉並区在住。昭和60年(1985)俳誌「未来図」入会、平成6年(1995)「未来図」同人、平成28年(2016)「未来図」退会、本句集はこれまでの作品を自選した第1句集である。収録作品はおよそ500句余、巻末にエッセイ3篇と特別作品として5つのテーマを立てた作品を収録している。本編は、新年、春、夏、秋、冬と四季別に編集して収録。

 

本句集の装幀は君嶋真理子さん。

 

「わたしははっきりした色が好きです」と最初から春原さんはおっしゃっていた。

 

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臙脂色がテーマカラー、タイトルは金箔。

 

タイトル文字は、お孫さんの春原拳さん。

 

 

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見返しは臙脂色。

 

 

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扉。

 

 

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カットは、お孫さんの春原螢さん。
新年と冬に。

 

 

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ふたつの装画が挿入されているうちのひとつ。
こちらもお孫さんの春原海さん。

 

三人のお孫さんたちの心づくしの一冊となった。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2020/1/21より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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