俳句を標に2020.3.19

 

松内佳子評論集『俳句を標に』(はいくをしるべに)

 

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四六判ペーパーバックスタイル 256頁

 

俳人・松内佳子(まつうち・よしこ)のおよそ20年間にわたって書きためたものを一冊にした評論集である。おもに、松内佳子さんが所属する俳誌「百鳥」(大串章主宰)に書いたものを収録したもの、掲載のかたちはいろいろとあり、長い評論もあれば短いもの、書評のかたちをとっているもの、面白いのは了解を得た書簡もある。全体を3部にわけ、1部は、長めの評論、2部は、俳誌「百鳥」の俳人を中心とした評論や一句鑑賞、3部は書簡のかたちをとった書評、そして3篇のエッセイと自句自解からなる。松内佳子さんは、1937年大阪生まれ、東京・東村山市在住、1982年「俳句評論」入会、1986年「畦」入会、1996年第1句集『日の柱』上梓、1998年、「百鳥」入会、2005年第11回鳳声賞受賞、2019年「創刊25周年記念コンクール俳句の部」優秀賞受賞、2020年毎日俳句大賞「暮らしの俳句」大賞受賞、俳人協会会員である。

 

 

装幀は君嶋真理子さん。

 

 

松内佳子さんはとても気に入ってくださった。

 

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この青は、もう少しシックな青の色も用意したのだが、松内さんは鮮やかな方を選ばれた。

 

 

 

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扉。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2020/3/13より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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