四六判クーターバインディング製本カバー装帯あり。 178頁
本詩論集の装幀は、毛利一枝さん。
河津さんよりのご希望でお願いした九州在住の装幀家であり、ふらんす堂でもお願いしたことある方だ。
装画は田中千智さん。田中さんも九州在住の画家である。
装画のタイトルは「Dream」
田中千智さんは、実際に出来上がった本を手にして、その美しい仕上がりをとても喜んでくださった。
黒を濃いめに印刷を、というのが装幀家の毛利さんからのご要望。
クーターバインディングでいきましょう、というのはyamaokaの提案。
並製本であっても開きがいいところとその独特の製本仕様が気に入っている。
見返しの用紙とクーターの色をおなじにしたのは毛利さん。
本文のレイアウトはyamaoka。
余白を活かしたシャープな仕上がりにしたかったのだ。
キリッとした美しい本になりました。
と、装幀の毛利一枝さんは喜んでくださった。
「いい本が出来ると本当に嬉しいです」とも。
(ふらんす堂「
編集日記」2020/7/18より抜粋/Yamaoka Kimiko)