傾山2021.9.25

 

後藤雅文句集『傾山』(かたむきさん)

 

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四六判ソフトカバー装グラシン巻き帯あり 206頁
著者の後藤雅文(ごとう・まさふみ)さんは、1949年大分県生まれ、現在は静岡市にお住まいである。2000年に「逢」入会、2012年「船団」入会、「船団」解散ののち、2020年「海原」入会、現在「海原」所属。本句集は第1句集であり、跋文を坪内稔典氏が寄せている。

 

本句集の装釘は君嶋真理子さん。

 

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薄紙(ぐらしん)に巻かれているのですこし色が不鮮明であるかもしれないが、手触りがいい。
なにしろ人間の手作業によって丁寧にまかれるグラシンである。
そのぬくもりが伝わってくる。

 

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用紙はすべて凹凸のある材質感のあるもの。

 

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表紙。

 

 

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扉にもちいた絵は、後藤さんの弟君である後藤秀宣氏の手によるもの。
カラーの原画を一色刷に。

 

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(ふらんす堂「編集日記」2021/09/17より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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