富田範保句集『鮑海女(あわびあま)』

四六判ソフトカバー装帯あり 216頁 3句組
著者の富田範保(とみだ・のりやす)さんは、昭和20年(1945)岐阜県養老郡のお生まれ、現在は愛知県弥富市にお住まいである。昭和63年「笹」に入会、伊藤敬子に師事、平成29年(2017)「笹」を退会、「伊吹嶺」に入会、栗田やすし主宰に師事、平成30年(2018)「伊吹嶺」河原地英武新主宰に師事。「伊吹嶺」同人。俳人協会会員。本句集は平成63年から平成25年までの「笹」時代の作品をまとめた第1句集である。河原地英武主宰が、序文を寄せている。句集名「鮑海女」も河原地主宰の命名である。
本句集の装釘は君嶋真理子さん。
富田さんには、装釘についていろいろとご希望があった。
君嶋さんにはそのご希望をよいかたちでデザイン化してもらった。


タイトルと名前は黒メタル箔で。




ざらざらと質感のある用紙を用いて、海の荒々しさを表現。

見返し。


扉。


(ふらんす堂「編集日記」2023/1/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)