ひとひらの2017.4.13

 

木村容子句集『ひとひらの』

 

木村容子句集『ひとひらの』

四六判ハードカバー装。 166頁
 
著者の木村容子(きむら・ようこ)さんは、昭和27年(1952)岐阜市生まれ、岐阜市在住。俳歴は平成2年(1990)から平成10年(1998)まで「狩」に所属、平成13年(2001)より平成22年(2010)まで「澤」に所属、同人。平成22年春より無所属となられた。本句集は無所属となってより編まれた第2句集となる。結社所属時代のものは、平成22年に第1句集として『光環』を刊行されている。
句集名は「ひとひらの」。
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
この目次によって、読者は音楽を心に感じながら頁をひらくことになる。
本句集は巻末に「自句自解」が付けられており、12句に短文が寄せてある。
 
 
本句集の装釘は君嶋真理子さん。
 
何枚か用意したラフイメージのなかより、木村容子さんがお好きなものを選ばれたのだった。
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
帯の文章もご本人からのメッセージである。「俳句と音楽」が木村さんにとって如何に大きい位置をしめているか。
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
表紙はややピンクがかったクリーム系である。
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
ひとひらの音符だろうか。
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
見返しは綺羅が入ったもの。
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
扉。
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
 
木村容子句集『ひとひらの』
 
昨日著者の木村さんより、「今回の第二句集は、お送りした方々からの反響が多くて、 嬉しいお言葉をいただいております。 」というメールをいただいたばかりである。ご反響が多いということは、木村さんが本句集の編集に心をくだかれたことが、読者に通じたということである。
それは、わたしたちにとっても嬉しいことである。
そして「上品で優しい出来上がりを喜んでいます」と。
 
 
(ふらんす堂「編集日記」2017/3/29より抜粋/Yamaoka Kimiko)
 

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