星の雫2017.5.24

 

渡邉喬子句集『星の雫(ほしのしずく)』。

 

四六判ハードカバー装。
 
著者の渡邉喬子(わたなべ・きょうこ)さんは、1944年熊本生まれ、東京・府中市在住。1985年に俳句の通信講座を通して俳句を始める。2015年「ますみ俳句会」「府中中央俳句会」入会、2010年「やまざくら俳句会」入会するも2013年終会、2015年「仙川句会」に入会され現在に至る。本句集は昭和60年(1985)から平成28年(2016)までの作品を収録、序文は「ますみ俳句会」にて指導をされている成田清子さん、跋文は「府中中央俳句会」の句友の寺田明紀さんが寄せている。
 
 
本句集の装釘は君嶋真理子さん。
 
著者の渡邉喬子さんのイメージをできるだけ再現してもらうものとなった。
 
 
 
 
タイトルは「星の雫」。集中にある一句からのタイトルである。
 
  満天の星の雫や梅を干す
 
 
表紙は淡いブルー。
 
 
 
金とブルーがテーマ色である。
 
 
 
見返しはレースのような透き通ったもの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「星の雫」という句集名をもった句集が神秘的な佇まいのもとに出来上がった。
昨日、渡邉喬子さんは、わざわざご来社下さって句集上梓の喜びを伝えてくださった。
 

(ふらんす堂「編集日記」2017/5/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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